プロダクトノーツ | KAIHŌ SOCKS / TSŪKI -WAKABA- #03



今回は、TSŪKIのデザインについて。

以前お伝えしたように、TSŪKIは機能とデザインを兼ね備えています。
汗の発散性を考え、表糸にアクリルを30%入れたコットンとの混紡糸を使って、
靴下前面をメッシュ編みにすることで、通気性と放湿性に優れた仕様です。

前面のみメッシュにしているのは、靴下の耐久性を考えてのこと。
ふくらはぎ側の背面部分は、靴のかかと部分が当たったり、ショートブーツなどを履いた時には擦れたり。
もちろん足裏は歩行時に全体重が乗り、負荷がかかります。
メッシュにしていない部分は、どちらも摩耗しやすい部分です。

機能や耐久性などの実用がデザインになっています。
日本古来の道具を見てみると、こういった実用的な機能から生まれ、身体の理にかなったものがたくさんあります。
それでいてデザインの優れたもの。そういうものを生み出せたらと思っています。


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