開発点光 #07 | 身体を「ととのえる」TANDEN PANTSができるまで ③

RELIEFWEARが考える「ととのえる」は、身体をあるべき姿へ導くこと。
ととのえるプロダクト第1弾は「TANDEN PANTS」(タンデンパンツ)。
開発ストーリーや製品の特徴を、5回にわたりお届けいたします。

① 身体の理想の状態とは?「上虚下実」 2020.09.01公開
② 自然体とは真逆? 現在の私たちの身体 2020.09.04公開
③ 身体を「ととのえる」TANDEN PANTS 2020.10.09公開
④ TANDEN PANTSの履き方
⑤ TANDEN PANTSの生地と色


③ 身体を「ととのえる」TANDEN PANTS


前回の記事で、理想的な身体の状態「上虚下実(じょうきょかじつ)」に対して、現在の私たちの身体は真逆に近い状態を取ってしまっていること。また、締めつける位置が間違っているから、ストレスがかかっていることもわかりました。


通常のウエスト位置のパンツを履いていると、長時間イスに座った姿勢でのストレスが大きく出ます。それは、履き口の位置の支点が構造的に弱いウエストにあたっているため、腹部圧迫しているから。

さらに股部分がくい込んで鼠蹊(そけい)部を圧迫し、血流やリンパの流れを阻害していたり。座った際にパンツの裾の前側の生地が持ち上がり、逆にお尻部分は引っ張られ、隙間ができるため、足首や腰部分が露出し、冷えにつながったり


そんな様々な問題を解消したくて、RELIEFWEARでは、“身につける養生”のコンセプトのもと、身体を「ととのえる」ための衣服 TANDEN PANTSを開発しました。

 

TANDEN PANTSで座ると、支点は腰にあるため、腹部と背中に生地が沿うだけで圧迫しません。

また、腰回りはタックを大きく入れ、ひざまではゆったりしているので、鼠蹊部や膝裏のリンパや血流など巡りを阻害せず、ストレスがありません。また、前後で長さの違うフラップ裾で、足首の露出を防いだり、問題点だと感じていた部分を解決しているパンツです。




デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢を取る、働く女性たちのためのパンツです。骨盤がしっかり締まる心地よさと、お腹を締めつけない解放感を体感できます。 AND MORE