二十四節気 勉強中|小雪

小雪 2021年11月22日-12月6日


本日11月22日、「小雪」を迎えました。
北国では雪が降り始める頃です。
まだこの時期は雪が少ないことから、小雪と言われるようになったようです。
少しずつ冷え込みも増して、冬の気配ですね。

そして明日11月23日は勤労感謝の日で祝日。
もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」と言う、古くから受け継がれる日本の伝統行事の日でした。
その年に収穫された新米や新酒を神前に供え、1年の実りと収穫に感謝する日。
現在でも、宮中や伊勢神宮を始め、全国の神社では神事が執り行われており、新嘗祭は重要な行事となっています。

弥生時代から稲作を中心にしてきた日本人。
時間をかけて育てたお米が無事収穫でき、美味しくいただけることを喜び、自然の恵みに感謝することを大事にしてきたのでしょう。

写真にある新潟の清耕園ファームさんのお米「ひすいの雫」は、愛情と手間ひまをかけて作られていて、清流が育てた透明感のある味わい。
ごはんが主役になるような美味しさです。
あらためて1年の実りに感謝しながら、いただきたいと思います。

日々めまぐるしく過ごす日々ですが、明日は勤労感謝の日でもあります。
自分や周りをいたわり、日々の疲れを癒してくださいね。



「二十四節気 勉強中」:
日本で古来親しまれてきた、1年を四季だけではなく、さらにこまやかに分けた「二十四節気」の暦を自身も学びながらご紹介。
昔ながらの暦や風習を知ることで、季節や自然とともに、ささやかに変化する身体に気を配り、先人の身体への知恵を学んでいきたいと思います。