コレクション: 身につける養生

「ととのえる」と「ゆるめる」のススメ

忙しい女性たちにとって、身体もこころも日々すこやかに過ごすことは、ひとつの課題のように思います。

RELIEFWEARでは、日本に古くからある「養生」という考え方をベースに、この課題に向き合っていきたいと思っています。

養生とは、身心の状態に気を配り、健康を保つために生を養うこと。

江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』では、“ひとの身体は命の主人。心は身体の主人”とあります。

養生の術は、自分の身体を損なうものを畏れ慎み、心を静かにし和らげ、よく勤めて身をうごかし、気をめぐらすことを良しとする。
 
そして、たもつとめぐらすの二つが備わらねば、養い難いと。

この「たもつ」と「めぐらす」をRELIEFWEARでは衣服の視点から再解釈し、「ととのえる」と「ゆるめる」という2つの手法でアプローチすることにしました。

ととのえる

RELIEFWEARが考える「ととのえる」は、身体をあるべき姿へと導くこと。

日本では、上半身は無駄な力が抜けていて、下半身は充実し、どっしりと安定感がある「上虚下実(じょうきょかじつ)」の状態が理想とされてきました。

その要は、「腰」と「肚(はら)」にありました。


腰と肚がしっかりと決まって「中心感覚」が調うと、背骨や頭の位置が正しく据えられて、背筋がすっと伸び、自然な身体の状態になるそう。

RELIEFWEARでは、この「中心感覚」を意識できるボトムスTANDEN PANTSを制作しました。

身につけるものを変えることで、内側への変化を促し、ととのえていきたいと考えています。

ゆるめる

RELIEFWEARが考える「ゆるめる」は、身体を「しめつけない」そして「温める」ことで、巡りを妨げないこと。



現代女性の不調の大きな原因のひとつは、血流の悪さ。

立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢で働くこと。さらには運動不足。また、ベルトやタイツやゴム入り靴下で腹部や足首をしめつけること。

客観的に見てみると、日常のなにげないことが身体をいじめているのだと気づきました。

それが、血流を阻害し滞り、冷えやむくみを起こし、さらなる不調を生み出す悪循環に。



だから、RELIEFWEARは足元から見直しました。

冷えに効くツボ「三陰交(さんいんこう)」と呼ばれる内くるぶしから指4本分上にあるツボ。このツボは、東洋医学で3つの陰が交わる場所。

冷えやすく、冷えのたまりやすい場所と言われます。

このツボを押したり温めることによって、生理痛や冷えの改善、消化器の働きを高めるなど、女性にとって万能のツボとも言われています。


KAIHŌ SOCKSは、すべてゴムの入っていない、しめつけ感のない製法。

そして「三陰交」を保温するため、足首を二重仕立てにしたKIHONや、発散性の良いTSŪKI、よりゆったりと巡りを妨げないSHINSHUKUがあります。

靴下の履き口部分を二重仕立てにしたり、より伸縮性と保温性を出す凸凹編みにすることで、足元をしめつけず、心地よい履き心地を追求しています。

 
ぜひみなさんも、「ととのえる」と「ゆるめる」を意識して、一緒に実践し、養生していきましょう。

 

特別なことはせず、当たり前のことを日々続けること。それが養生にとっては、大事なようです。

当たり前のことも、日々続けることも、実はできていなかったり。なかなか自分にとっても耳の痛ーい話ですが、できることからゆるゆると、やっていこうと思います。 

 

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