食の養生 ·
ご自愛おやつ -水無月-
ひと月ごとに少しずつ変化する季節や身体に合わせて、手軽に美味しく楽しめる「ご自愛おやつ」。
RELIEFWEAR、ムジナの庭、VISION GLASS JPの3ブランドコラボレーションで連載をお届けしています!
めまぐるしく忙しない1日の中でも、身体もこころも解け満たされるおやつの時間を。どうぞお楽しみください。
水無月のおやつ ハトムギぜんざい
材料 (4〜6杯分)
- 水 500ml
- ハトムギ 100g
- 粒あん 200g
- ブレンドハーブティー 約2g
- 熱湯 300ml
道具
- 小鍋
- ザル
- スプーン(攪拌用)
- ティーポット
- 茶こし
作り方
①ハトムギを軽くとぎ、水に4時間ほど浸す。
②水を切ったハトムギを約500mlの水で、中火で15~20分煮る。
③煮ている間に、ハーブティー用のお湯を沸騰させておく
④ハーブティー(約2g)を300mlの熱湯で5分ほど蒸らして、淹れる
⑤ハトムギをザルにあげる、鍋に戻す。
⑥ハーブティー、粒あんを鍋に入れ、混ぜ合わせる
⑦ハーブティーの香りが飛ばないよう弱火で、粒あんが溶けて馴染むまで、サッと火を通す。
<ポイント>
- ハーブティーは、出がらしのハマナスや他のハーブを添えると、より香りと甘みが楽しめます。二番煎じで飲んでもOK。
水無月のご自愛POINT byムジナの庭
梅雨は湿気が多い時期。
東洋医学では、身体に水分を溜め込みやすく、「水の巡り」が悪くなります。
この状態を「水滞」と呼び、むくみやだるさ、頭重感などを引き起こす原因と考えます。
梅雨の養生で大切なのは、余分な水分を排出すること。
ハトムギやあずきは、余分な水分や老廃物を排出する働きがあるとされる薬膳食材。
むくみやだるさが出やすい今の時期におすすめです。
今回は、バラの原種として知られるハマナスのハーブティーを加えて、華やかな香りも楽しめるようにしました。
気分がどんよりしがちなこの時季だからこそ、
やさしい甘味と贅沢な香りで、ぜひ「ご自愛」を。
撮影後記 by RELIEFWEAR
むちっとしたハトムギの食感に、ほわっとやさしいあんこの甘み。
ハーブティーの香りが最後にふわっと香り、すーっと心が落ち着き沁み入るような美味しさ。
今回のように温かいのはもちろん、一晩冷蔵庫で置いて冷やして食べても◎。
重だるい梅雨時期を、すっきり過ごすのにぴったりなおやつです。
今回使用したアイテム
今回は、ムジナの庭の「オリジナルハーブティー〈RELIEF 解放〉」を使って作っています。ハマナス(バラ科)・スギナ・凍頂烏龍茶が入っています。同様の市販のブレンドハーブティーでも代用いただけます。
- BOROSIL 保存瓶(500)蓋(グレー/参考商品)
- BOROSIL VISION JUG(SMALL)
- VISION GLASS WHITE(S)
- BOROSIL VISION KATORIE LARGE (KL)
【PROFILE】
ムジナの庭
“何歳からでもリスタートできる社会へ”をスローガンにした、東京都小金井市の福祉施設。生活や就労に障害のある方の心身のバランスを取り戻すため、からだやこころのプログラムを行なっている。
instagram @atelier_michaux
VISION GLASS JP
インドの理化学用ガラスメーカー BOROSIL社が製造する、シンプルな耐熱ガラス製品を輸入販売。熱湯・電子レンジ・オーブン・直火での使用が可能なミニマルなグラスや実験器具シリーズを展開。
instagram @visionglass_jp
RELIEFWEAR
「身につける養生」をテーマにものづくりをするほか、WEBメディア『養生通信』を運営。 “明日からできる養生法”や身体とこころのすこやかさにまつわるコンテンツやコラムをお届けしている。
instagram @reliefwear_official