ご自愛おやつ -長月-
ひと月ごとに少しずつ変化する季節や身体に合わせて、手軽に美味しく楽しめる「ご自愛おやつ」。
RELIEFWEAR、ムジナの庭、VISION GLASS JPの3ブランドコラボレーションで連載をお届けしています!
今回は夏の疲れを癒す、ごはんのようなおやつです。
めまぐるしく忙しない1日の中でも、身体もこころも解け満たされるおやつの時間を。どうぞお楽しみください。
長月のおやつ 薬膳おぼろ豆腐
材料(2〜3人分)
- 鶏ももひき肉 200g
- おぼろ豆腐 300g
- 酒 200ml
- 水 500ml
- 参鶏湯キット 1パック(生薬セット+塩こうじ20g)
- 塩(お好みで)
道具
- 鍋
- へら
- レードル(アク取り用)
- ボウル(アク取り用)
- 計量カップ
- スプーン
作り方
①鍋に水500ml、酒200ml、鶏ももひき肉、塩こうじを一緒に入れ火にかけて、沸騰させる。
②沸騰したら中火にして2~3分ほど煮た後、アクを取る。
③②の鍋の中に、生薬セットの中身を全て入れて、再沸騰させる。
④沸騰したら弱火にし、蓋をして、30分程度煮込む。
⑤味を見て、足りなければ塩を2~3つまみ程度入れて味を整える。濃く感じたら水を足して調整する。
⑥器におぼろ豆腐を盛り付け、参鶏湯を上からかけて完成。
ポイント
・今回は、10種類の生薬を使用しています。棗(なつめ)、塩糀、クコの実、山芋、昆布、みかんの皮、會津人参、生姜、桂皮(シナモン)、もち米。お好みの香辛料を加えてもおいしくいただけます。
・参鶏湯が余ったら、お水を足してスープにしたり、雑炊にするのも◎。
長月のご自愛POINT byムジナの庭
長く暑い夏の出口がようやく見え始める9月。夏を越えた身体は、思っている以上に疲れがたまっているものです。
今回は、参鶏湯キットを使って簡単に作れる「薬膳おぼろ豆腐」。
消化がよく胃腸に負担をかけにくい参鶏湯は、高麗人参(會津人参)やナツメ、クコの実など生薬の働きで、身体にとって大切な「気・血・水」をバランスよく補える韓国の伝統食。
韓国では「伏日(ポンナル)」といって、暑い時期に参鶏湯を食べて滋養をつけるという習慣があるそう。
鶏肉の代わりにおぼろ豆腐をメインにして、さらに優しい味わいに。
暑さで疲れた身体をお腹の中からしっかり癒してくれます。
撮影後記 by RELIEFWEAR
作っているそばから、夏の疲れが癒されて、元気になれるような、生薬の香りにふわっと包まれます。
冷たいものを飲みがちだった夏。疲れた胃腸をやさしく、ぽかぽかと温めてくれる1杯です。
秋に向けて、消耗した身体の元気を少しずつ取り戻していきましょう。
今回使用したアイテム
今回は、ムジナの庭の「ぽかぽか参鶏湯キット」を使って作っています。同様の市販の参鶏湯の素やスープでも代用いただけます。
BOROSIL ビーカー (250 ブランク)、BOROSIL 広口フラスコ(500 ブランク)、BOROSIL VISION GLASS (DOF)、BOROSIL VISION KATORIE SMALL (KS)