食の養生 ·
ご自愛おやつ -卯月-
ひと月ごとに少しずつ変化する季節や身体に合わせて、手軽に美味しく楽しめる「ご自愛おやつ」。
RELIEFWEARとムジナの庭、VISION GLASS JPの3ブランドコラボレーションで連載をお届けしています!
めまぐるしく忙しない1日の中でも、身体もこころも解け満たされるおやつの時間を。
今回は、お酒が飲めないひとでも楽しめる、カクテルのようなおやつです。 どうぞお楽しみください。
卯月のおやつ グレープフルーツ甘酒
材料
- 甘酒(米麹タイプ)
- グレープフルーツ 1個(又はグレープフルーツジュース約100cc
- カルダモン1-2粒(またはカルダモンパウダー 少々)
<ポイント>
- 国産のグレープフルーツの旬はちょうどいま頃だそう。果肉を混ぜても美味しいです。
- グレープフルーツジュースを使用する場合は、100%ストレートタイプのものがおすすめです。
道具
- しぼり器
- ジャグまたはピッチャー
- すり鉢・すりこぎ
- スプーン(攪拌用)
作り方
①グレープフルーツの皮をむいて、ざっくりカットし、しぼり器で絞る。
②甘酒に絞ったグレープフルーツ果汁を加え、軽く混ぜる。
③グラスに分けて注ぐ。
④擦ったカルダモンをトッピングする。(または カルダモンパウダーをかける。)
卯月のご自愛POINT Fromムジナの庭
4月は進学や引っ越しなど、生活環境の変化が多い季節。
気を遣う場面が増えて疲れやすい上に、気温の変化が激しく身体に負担がかかりやすい時季です。
今月は、消耗したエネルギーをやさしく補う甘酒に、気の巡りを助け、イライラ解消をサポートしてくれるグレープフルーツを合わせたドリンクをご紹介します。
甘酒は、「飲む点滴」といわれるパワーフードです。
グレープフルーツは、さわやかな酸味と独特のほろ苦さが特徴。
薬膳では、酸味はデトックスと関わる「肝」の働きを整え、苦味は余分な熱やイライラなどの興奮を抑えてくれるとされています。
気の巡りを良くし、ほろ苦さで気分も頭もスッキリ。
何となくざわつく「春のココロ」のケアにもおすすめのドリンクです。
撮影後記 From RELIEFWEAR
独特な香りに苦手意識があった甘酒ですが、酒粕タイプでなく、今回使った米麹タイプは、ほのかな甘味ですっきり飲みやすくオススメ。
グレープフルーツの酸っぱさと、カルダモンのスパイシーさが絶妙です。
新しい季節。
忙しなさをやさしく包み込むおやつに。
休肝日の晩酌のお供に。ぜひどうぞ。
今回使用したアイテム
・VISION GLASS(S)(M)、BOROSIL VISION JUG(SMALL)、BOROSIL シャーレ 100*25
【PROFILE】
ムジナの庭
“何歳からでもリスタートできる社会へ”をスローガンにした、東京都小金井市の福祉施設。生活や就労に障害のある方の心身のバランスを取り戻すため、からだやこころのプログラムを行なっている。
instagram @atelier_michaux
VISION GLASS JP
インドの理化学用ガラスメーカー BOROSIL社が製造する、シンプルな耐熱ガラス製品を輸入販売。熱湯・電子レンジ・オーブン・直火での使用が可能なミニマルなグラスや実験器具シリーズを展開。
instagram @visionglass_jp
RELIEFWEAR
「身につける養生」をテーマにものづくりをするほか、WEBメディア『養生通信』を運営。 “明日からできる養生法”や身体とこころのすこやかさにまつわるコンテンツやコラムをお届けしている。
instagram @reliefwear_official