プロダクトノーツ | KAIHŌ SOCKS / TSŪKI -WAKABA- #01


今回は、KAIHŌ SOCKSの心地よさが持続する理由について。

何度も履いて洗濯を繰り返すと、靴下が縮んで、窮屈さを感じることはありませんか?
3足1000円などの低価格の靴下を履いていた頃は、履けば履くほど足が縮こまっていくような感覚でした。

KAIHŌ SOCKSは普通の靴下と真逆の作り方をしているので、そんな窮屈さを感じることがありません。

真逆というのは、編む大きさとプレスの役割です。
KAIHŌ SOCKSは、見た目よりゆったりと”大きく編んだ”靴下を、プレス(蒸気)を掛けて”小さく縮めて”仕上げています。
通常は、少し”小さく編んだ”靴下を、プレスでやや”大きく引き伸ばして”仕上げをする工場が多いのだそう。
こういった靴下は、履き続けて洗濯を繰り返すと、もともと小さいものがさらに編み目が詰まって、固さや締めつけ・窮屈さを感じます。

KAIHŌ SOCKSの心地よさが持続するのは、大きめに編み、小さく縮めた状態で、伸縮性があるから。
特にTSŪKIは、他の靴下より収縮率が高く、寸法を出すのが難しい靴下です。
洗濯を繰り返しても、窮屈さがなく、靴下がずれ落ちてこないように、かかとからつま先までの編み目の数も、かなり細かく調整してあります。

物の良さというのは、使い続けた時に、差が出るように思います。
長い目で見た時の心地よさ、丈夫さ、使い勝手を大事にしたいと思っています。

photo:masaco

PRODUCT NOTES | RELIEFWEARのアイテムにまつわる情報、制作背景やエピソードなどをご紹介しています。