二十四節気 勉強中|大雪

大雪 2021年12月7日-12月21日


本日12月7日、「大雪」を迎えました。
雪が多く降る時期で、山々を始め、平野にも雪が降り出します。
二十四節気の初侯「空寒く冬と成る」の通り、すっかり冬らしくなりました。
吹く風が冷たく、寒さも次第に厳しくなります。

少しずつ年末に向けて、忙しなくなる師走ですが、12月13日は「正月の事始め」の日だそう。

1年の汚れやたまった煤を落とす「煤払い」は、もともと神社仏閣で行われる神聖な行事で、身の穢れを清める意味合いもあったんだとか。
この日は婚礼以外のすべてのことをするのによい「佳日」とされているため、江戸時代に正月事始めの日の習慣ができました。

窓をぴかぴかに磨くのが好きです。大掃除をしていると、身体も温まりますね。
今年もあと3週間ほど。あった出来事を振り返りながら、より良い来年に向けて。大掃除で汚れも穢れも冷えも払い、新年を清々しく楽しく迎えるために、少しずつ準備していけたらと思います。



「二十四節気 勉強中」:
日本で古来親しまれてきた、1年を四季だけではなく、さらにこまやかに分けた「二十四節気」の暦を自身も学びながらご紹介。
昔ながらの暦や風習を知ることで、季節や自然とともに、ささやかに変化する身体に気を配り、先人の身体への知恵を学んでいきたいと思います。