二十四節気 勉強中|小寒
小寒 2022年1月5日-1月19日
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ゆっくりと身体とこころをゆるめることに集中した年末年始でした。
皆さんはどのように新しい年を迎えていますでしょうか?
本日1月5日は「小寒」。
「寒の入り」となり、寒さが厳しくなる頃と言われる暦の通り、冷え込みの強い日が続いています。
空気も乾燥し、風邪も引きやすくなる時期。
昔からこの頃に寒稽古や寒中水泳など、身体を鍛錬すると心身が鍛えられると言われてきたそうです。
寒稽古まで行かなくても、停滞しがちな巡りを動かしておくのが大事。
散歩やハイキングなどで身体を動かしておくと、心身ともに気持ちよく過ごせそうです。
1年の無病息災を願いながら、日常の食生活に戻るための一区切りとして、七草粥を食べるのもいいですね。
「二十四節気 勉強中」の連載は、昨年の年初め「小寒」からスタートし、1年を迎えました。
実は二十四節気で言う1年の始まりは、節分の翌日の「立春」の日から。
寒さの厳しい冬が過ぎ、明るい春の兆しを感じる「立春」まであと一歩です。
冬至から少しずつ日が延びるように、季節や自然とともに、こまやかに変化する身体とこころ。
二十四節気のように、そのささやかな変化やリズムに沿って、身体も自然との調和を目指していきたいですね。
皆様とともに日々を健やかにすごせるよう、自身も楽しく学びながら「身につける養生」をこれからもお届けしてまいります。
新年のご挨拶も兼ねる形となりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
「二十四節気 勉強中」:
日本で古来親しまれてきた、1年を四季だけではなく、さらにこまやかに分けた「二十四節気」の暦を自身も学びながらご紹介。
昔ながらの暦や風習を知ることで、季節や自然とともに、ささやかに変化する身体に気を配り、先人の身体への知恵を学んでいきたいと思います。