二十四節気 勉強中|立春

立春 202123-217

 

本日23日「立春」を迎えました。

飛鳥時代から明治時代の改暦が行われるまでの旧暦では、この日が1年の始まりとされていました。

そんな日にふさわしく、今日は清々しく晴れました。

節分、立春を迎え、春の足音を感じながら、また改めて新しい気持ちで、どんな春や1年にしたいか、考えてみるのもよいかもしれませんね。

 

そして、暦の上では春。

寒い日は続きますが、陽は少しずつ伸び、確実に春へと向かっています。

寒さの山が過ぎて、ギュッと縮こまっていた身体も少しずつ緩み、春に向けて身体も変わり始め、不安定になる頃。花粉症やアレルギーの症状も出やすくなります。

だから、冬に溜め込んだ老廃物をうまく発散させるのが大事。

 ふきのとうやたらの芽など独特の苦味を持つ春の山菜は、腎臓の機能を高めて、老廃物を排出するデトックス効果があるのだそう。

旬のものを食べる以外にも、梅を見に散歩に出かけたり、身体を動かすことで発散したり、巡りを良くしておいて、春に向けて身体も調整できたらと思います。

 

 

 

「二十四節気 勉強中」:

日本で古来親しまれてきた、1年を四季だけではなく、さらにこまやかに分けた「二十四節気」の暦を自身も学びながらご紹介。

昔ながらの暦や風習を知ることで、季節や自然とともに、ささやかに変化する身体に気を配り、先人の身体への知恵を学んでいきたいと思います。