二十四節気 勉強中|立秋

 

 

立秋 2021年8月7日-8月22日

本日8月7日、「立秋」を迎えました。
近くでツクツクボウシの声が聴こえ始めています。

立秋になると、朝夕は涼しい風が吹いたり、日が少しずつ短くなったり。
まだまだ残暑は厳しいですが、夏が少しずつ遠のいて、秋の気配が感じられるようになる頃です。

とは言え、1年で気温が一番高い時期だそう。
汗をかき、水分と体力が奪われ、食欲もあまり出ない。
夏の疲れが出始め、基礎代謝も落ちる時期です。

近所の農産物直売所を訪れたら、ちょうど赤しそが売られていました。
しそは古くから漢方薬として用いられ、食欲増進や疲労回復効果をはじめ、
殺菌や解毒作用に免疫力UP、目の疲れ・貧血やアレルギー体質の改善にも効果があるそう。
赤しそと一緒に入れるレモン汁のクエン酸効果で、夏バテ気味の身体にぴったりのジュース。

夏バテ解消のため、自家製赤しそジュースを作ってみました。作るのは初めてでしたが、意外にも簡単!

palsystemのカタログ掲載レシピを参考に作りました。
材料は赤しそ300g、花見糖(砂糖)500g、レモン汁50ml、水1.5L。

作り方をざっくり説明すると、
水1.5Lを入れた鍋を沸騰させ、その中に赤しその半量を入れ、赤しその色が緑色に変わるまで、3分位茹でる。
しそを取り出して、残りの半量のしそも同様に茹で、しそを取り出す。
煮汁に、砂糖を入れて煮溶かして、粗熱が取れたら最後にレモン汁を入れて完成!

赤しそは、色素に含まれているシソニンと酸が反応して赤くなるそう。
レモン汁を入れるまで、濁った紫色で少し不安になりましたが、
完成した鮮やかなピンク色は、見ているだけで元気が出てくるようでした。

炭酸で割った赤しそジュースは夏空に映え、すっきりと沁みるような味わい。
暑さで疲れた身体を癒しながら、夏の終わりを楽しみましょう。

 

「二十四節気 勉強中」:
日本で古来親しまれてきた、1年を四季だけではなく、さらにこまやかに分けた「二十四節気」の暦を自身も学びながらご紹介。
昔ながらの暦や風習を知ることで、季節や自然とともに、ささやかに変化する身体に気を配り、先人の身体への知恵を学んでいきたいと思います。