おしえて!!からだせんせい 矢田部英正先生 #夏至・実践編2

#夏至・実践編1につづき、今回は坐り姿勢で行う「腎臓マッサージ体操 その2」。

梅雨や暑い時期は、老廃物を停滞させない身体にしておくのが大事。デトックスできる身体を目指しましょう。

腎臓マッサージ体操 その2

1、みぞおちの裏側の腎臓の位置を確認する。 




2.あぐらをかいて坐った状態から、片足を立膝し、膝を手で抱え込む。 

ポイント!骨盤を立てるように坐る。





3.背中を限界まで反る

ポイント! 反る時は膝をぐっと引き、胸も引いて骨盤を立てるように。





4.限界まで曲げる。 反る→曲げるを15回往復ほど繰り返す。 

ポイント! 曲げて丸まる時は力を抜いて。

実践した傍から、腎臓部分に効いて、ほぐれるのを感じます。
疲れを感じたときは、実践してみてください。

今回は、夏至期の身体について、またこの時期におすすめの養生法を教えていただきました。
次回は、9/23頃にお届けする「秋分編」です。

秋分の頃は過ごしやすい気候ですが、身体は「不安定期」になります。
次回はそんな季節に備える、秋の身体の特徴と養生実践法をお届けします。どうぞお楽しみに。

今回のからだせんせい:日本身体文化研究所 矢田部英正先生
プロフィール
からだの歴史を研究する文化史家(武蔵野美術大学講師)。日常的な動作の中に歴史や文化があることを発見し、
自分のからだを上手に使いこなす技術を伝える「身体技法講座」を展開。からだを整える椅子や食器を制作する作家でもある。
著書多数_『坐の文明論』晶文社、『たたずまいの美学』中公文庫など。