プロダクトノーツ | TANDEN PANTS / MIZU #01

 

今回は、TANDEN PANTSの名前の由来と日本の衣服について。

TANDEN PANTSは身体を「ととのえる」ためのパンツです。

そこでRELIEFWEARが着目したのが、「丹田(タンデン)」。
へそ下3寸(約9cm)にあると言われる、身体の芯とされる部分です。
丹田を意識することが、身体の感覚を養っていくと考えて、名付けました。

中心の丹田を意識して、腰と下腹が安定すると、背骨や頭の位置が正しく据えられるそう。
背筋がすっと伸びて、身体を自然な状態へ導く手助けになります。

日本のかつての衣服は、身体構造上弱いとされるウエスト部分を絞めない構造でした。
日常着であるキモノ・袴・野良着などは、人体の中でも強いとされる腸骨部分に腰紐や帯を巻くことで、
骨盤を締め体幹を安定させ、衣服自体が丹田を意識できる役割を担っていました。

TANDEN PANTSは昔ながらの「股引」にならい、制作しました。
普段の生活の中で身につけることで、身体をととのえるものでありたいと思っています。

TANDEN PANTS

PRODUCT NOTES | RELIEFWEARのアイテムにまつわる情報、制作背景やエピソードなどをご紹介しています。