からだの養生 ·
おしえて!!からだせんせい 矢田部英正先生 #冬至・実践編1
冬至・知識編①、知識編②では、冬至期の季節の特徴や身体への向き合い方と冬養生について教えていただきました。
今回は実践編。
お腹の力が弱くなる冬至期におすすめの、腹式呼吸と仙骨体操を教えていただきました。
深くゆっくり「腹式呼吸」をすることで、この時期停滞しがちな自律神経や内臓の働きを整えます。
また腹圧を上げることで腰の抜けやすさを防ぎ、ギックリ腰予防になります。
◆腹式呼吸
1、 仰向けに寝て、息を吐き切り、自然に入ってくる量の息を吸う。
2、 肺からみぞおちあたりまで、ゆっくり息を吐き出していく。
3. さらに吐く息を深く下ろすように横隔膜を下げながら、下腹→丹田(へそ下9cmほどにある身体の中心と言われる部分)に向かって、細く長く息を吐く。
ポイント!肺→みぞおち→下腹→丹田が順に呼吸で膨らんでいく感覚。
吐く息は長く。吸う息は自然に。ご自身の感覚で、ゆっくり呼吸してみてください。
3分から5分、自分の呼吸に意識を向けてみるだけでもずいぶん体調が変わってきます。
#冬至・実践編2へつづく