おしえて!!からだせんせい 矢田部英正先生 #夏至・実践編1

知識編1知識編2では、夏至期の身体のこと、心がけることを教えてもらいました。

今回は実践編。
梅雨や暑い時期は、老廃物を停滞させない身体にしておくのが大事。
老廃物や余計な水分を排出してくれる腎臓に効果的な体操を、今回は2つ教えていただきました。

腎臓マッサージ体操 その1

みぞおちの裏側にある腎臓は、こぶし大で左右に存在します。
血液をろ過し、身体に必要なものと不要なものを仕分けし、尿として排泄する大事な役割を担っています。
「肝心(腎)要(かんじんかなめ)」の語源とも。

疲れてくると腎臓周辺の筋肉が固くなりますが、痛みや不調に気づきにくいのです。
外から振動を与え、マッサージすることで、固くなった腎臓をほぐしていきます。

 

1. みぞおちの裏側の腎臓の位置を確認する。   





2. 寝転んで、両ひざを立てて、腎臓部分をぴったりと床につける。 



3, 腎臓部分は床につけたまま、少しお尻を上げる。  

 


4.ベリーダンスのように、腰を細かく左右に捻じる。 

ポイント!腎臓が床についていることを意識!振動でマッサージされているイメージで。
無駄な力は抜いて、足はなるべく動かさず、腰を振るようにします。

 

5. 30秒から1分ほど左右に腰を振ったら、ゆっくり腰を下ろす。
手足を伸ばし、全身がびたーっと床につく状態を感じます。

 

#夏至・実践編2「肝心要の腎臓マッサージ体操 その2」へつづく